星からのメッセージ

太陽と獅子座 〜 手首に宿る光と影の境界

生まれたあの真夏の日、空の向こうにあった太陽と獅子座の星たち。太陽、心臓のレグルス、しっぽのデネボラ。手首に刻んだ小さなタトゥーが語る、自分だけの光で歩むための物語。
音楽と思索

輪の外で聴いていた

チェンマイで耳にした雅楽の笙。天の光のようなその響きから、バグパイプやディジュリドゥ、家族が鳴らしてきたドローン(持続音)の記憶が甦る。東西の楽器が持つ途切れない音が、時空や自他の境界を静かにほどいていく思索エッセイ。
痛みと光の間

娘を奪われた父が、誰も責めなかった話

タイの学校で銃乱射事件。犠牲になった12歳の女の子の葬儀で、父親は「誰のことも責めません」と語った。事件からまだ数日でのこと、なぜこの言葉が出てきたのか。この言葉を「悲しみの正しい形」として受け取ってしまうことの危うさについて。
スピリチュアルな日常

存在しない色の存在理由

ピンクは光のスペクトラム上に存在しない色だという。赤と青、決して交わらないはずの波長が出会うとき、脳が生み出す「存在しないはずの色」。その科学的事実から、ハートチャクラに宿る緑とピンクの重なり、そして「愛」という目に見えない存在について綴った一篇。
オリジナル楽曲

天の川が朝に溶ける音 ― Fading into the Echo

タイ北部チェンマイ県、ドイ・ルアン・チェンダオを撮った夜明けのタイムラプスに、Sunoで100回書き直して作ってその後編集した曲を合わせました。
星空の思索

最も眩しい暗闇—— 見えないものが、すべてを支えている

天の川の最も眩しい中心にある、完全な暗黒「Sagittarius A*」。見えない中心が銀河の軌道を支えるように、人生の深い喪失もまた、形を変えて私たちの心を静かに支えている。宇宙と人の心が織りなす、見えないつながりの物語。
音楽と思索

原田真二の「黙示録」が暴くまどろみと生の境界線

チェンマイのカフェで響くアコギの音色から、18歳の天才・原田真二の名曲「黙示録」へ。着地しない下降メロディと静寂のアウトロのなかに、現実とまどろみの境界線を見つめる、光と影の音楽エッセイ。
星空の思索

暗い場所では、次の光が準備されている

何もないように見える暗黒星雲では、今この瞬間も新しい恒星が生まれている。私たちの心の暗い夜にも、まだ見えない次の光が育っているのかもしれない。
スピリチュアルな日常

クリシュナとの対話、境界線が溶けるとき

ノンデュアリティがわからない、と言った私に、クリシュナは川を指さした。「川が海になる場所——どこだかわかるか?」境界線を探し続けてきた私が、夢の中ですでに答えを見ていたとは知らずに。
暮らしの風景

チェンマイの煙霧と日本の食卓の境界線

東京の澄んだ青空の下で考えた。チェンマイを灰色の霧で覆うあの煙は、本当に「あちら側」だけの問題なのだろうか。私たちが手にする安価な鶏肉と、遠い空を焦がす炎。その見えない境界線を辿る。