旅と思索

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ナーガの泉

ランパーンにある ロムプーキアオ(Lom Phu Khiao – 青い湖) は、緑豊かな森に抱かれた、水鏡のような秘境だ。湖を囲む石灰岩の壁は静かな守護者のように佇み、その内側に広がる水は澄み渡り、わずかな風にも柔らかな波紋を響かせながら、...
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虐げられた人々

山奥の村で出会ったムラブリ族の暮らし。その静かな時間の中で感じたのは、「文明は誰の速度で進むのだろう」という問いでした。進歩の影に立たされる人たちの存在。そして、文明の側にいる私自身への視線——そのとき心に響いていた「ビドロ」の重たい音とともに振り返ります。
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Phraeへの小さな旅 ― 藍染めと丘陵の風景の中で

藍染めの町 Phrae (プレー)で、布たちが新しい命を与えられていくのを眺め、そのあと丘陵へ。花吹雪のような蝶の舞いに心奪われながらも、その風景の裏側にある人の営みを思った旅の記録です。
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断崖の上の天空寺院へ──初めて訪れた Wat Chalermprakiat

ランパーンの断崖に建つ天空寺院 Wat Chalermprakiat を初めて訪れた日の記録。急な階段と絶景、そして風と鈴の音に包まれた静かな幸福の時間。
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タンザニア真夜中の荒野〜闇と星とトーキングドラム

タンザニアでヒッチハイク中の真夜中。焚き火の外で星のざわめきを聴き、宇宙に呑み込まれる感覚に震えた。遠くのトーキングドラムが「孤立していない」と告げ、トゥツオーラとイーノの音が後年それを呼び戻す。