アルタイル —— わし座の最も明るい星。
地球から約17光年という近さにあり、白く澄んだ光を放っています。
真夏の夜空を彩る「夏の大三角」を形づくる三つの星のひとつであり、七夕伝説では「彦星」としても親しまれてきました。
天文学的に見ると、アルタイルは太陽の約1.8倍の大きさと質量をもち、光度はおよそ11倍。
そして、わずか9時間で自転するという驚異的な速さで回転し、そのため赤道部分が大きく膨らんだ「回転する宝石」のような姿をしています。
このスピードとエネルギーは、まさに天の川を飛び越える鷲の力を映し出すようです。
けれども、その力強さの奥には静かな象徴があります。
アルタイルは天の川を隔て、織姫星ベガと向かい合い、離れていても結び合う魂の記憶を物語ってきました。
古代から続くこの物語は、私たちに「つながり」の意味を問いかけています。
アルクトゥルスが未来を示し、
アンタレスが変容を促し、
アルデバランが大地に根をおろしたあと——
アルタイルは「心と心を結ぶ光の糸」が存在することを思い出させます。
たとえ距離や時に隔てられても、
見えないところで、私たちは確かにつながっています。
そのつながりを信じて歩むとき、道は、愛と光で織られた橋となり、広がっていくでしょう。
アルタイルは見守っています。
あなたの翼が大空を渡り、再び出会いをもたらす瞬間を。
インスタで添えている写真と音楽について
音楽は、ロベルト・カッチャパーリアの Borderlands。
この曲は、静けさの中に確かな推進力を秘めた曲。
その響きは、目には見えないほど速く回転し続けるアルタイルのエネルギーを映し出すよう。
アルタイルは、たとえ遠く離れていても心と心を結ぶ「光の糸」の象徴。
音と星のリズムが重なるとき、私たちは境界を越えて、再びつながることを思い出すような感じがしています。
写真1枚目:サムーン展望台
2枚目;ジョシュアツリー国立公園
3枚目:サムーン展望台
4枚目:サーンカンペーン貯水湖
5枚目;那須高原
6枚目;チェンダオのキャンプ場



