万能選手ライムカード
キッチンでライムをぎゅっと絞ると、香りがふわっと立った瞬間、空気が少し明るくなる気がする。
ちょっと大袈裟かもしれないけど、こんな瞬間って「あ、私、生きてるな」と実感するのだ。多少いろいろあっても、とりあえず生きてる。これ、けっこう大事。
卵と砂糖(私は糖質制限中なのでラカント派)とライム果汁を混ぜて、ごく弱火(湯煎でもいい)でくるくるとゆっくり混ぜていると、ボウルの中で材料たちが仲直りしていくみたいに、なめらかにひとつになっていく。
そして突然訪れる、あの「とろ〜ん」としてくる瞬間。あれ、ちょっと感動しないだろうか?
人生もこうやって、じわじわ温めれば、少しは滑らかになるのかな…なんて考えたり考えなかったりw
ただ、私のライムカードには個性がある。
ラカント愛用者なので、冷やすと 少しシャリッとする食感 が出てくるのだ。
どうやらエリスリトールの性質らしく、「これはどうなの」と感じる人もいるとは思うのだが、私はこれ、嫌いじゃない。
だって、口の中で小さく砕ける砂糖の粒みたいな感じがしない?なめらかさの中に、ときどき現れるちょっとクセのある友達みたいで、憎めないわけだ。
完璧じゃないところも含めて、「これが私のキッチンの味」だなと思っている。
そしてもうひとつ楽しみを足してみよう!
瓶に詰めたライムカードの上に、ふわっとホイップした生クリームをレイヤーにして重ねるのだ。見た目は少し上品で、ちょっと「ちゃんとした人が作った感」が出てないか?笑
…でも、使うときは結局、スプーンを突っ込んで ぐちゃぐちゃに混ぜてしまう。
せっかく整えて重ねたレイヤーは一瞬で消え失せ、酸味と甘さとクリームが渾然一体の、幸せな混沌に。
でも、そのぐちゃぐちゃがまたいい。
人生だって、きれいに整っている時間より、少し混ざり合ってしまった瞬間の方が、おいしくなることがある。よね?![]()
そんなどうでもいいことを思いながら、毎回ためらいなく混ぜている。
せっかくなので、レシピも書いておくね。実は適当なレシピなので、目安程度にしといて。結構目分量でオッケー。
もしあなたのキッチンにも、この小さな黄色い太陽が灯ったら嬉しい。
ライムはレモンに簡単に置き換えられる!ゆずなんかでもおいしいかもって思ってる♪
簡単でおいしい ライムカード レシピ
材料(ジャムの瓶1個分くらい)
- 卵 2個
- 砂糖 または ラカント … 大さじ6(適当にお好みで調節して)
- 無塩バター … 大さじ4
- ライム果汁 … 大さじ4(酸っぱいの好きだったら味見しながらもっと足してね)
- ライムの皮(ゼスト) …1個分かもっと。香り大事
作り方
- 卵・砂糖・ライム果汁とゼストを混ぜ、弱火か湯煎でゆっくりとろみがつくまで。
- 火を止めてバターを溶かし、こして瓶へ。冷蔵庫で冷やしたら完成。
- (ラカント派のみなさん、シャリッも一緒に楽しみましょう
) - お好みでホイップクリームを重ねて、飾りでさらにゼストを乗せて、食べる時は混ぜながら。
注意
- 火加減: 卵に火が通り過ぎて「煎り卵」のようにならないよう、必ず湯煎でゆっくり加熱するのが失敗しないコツ。
- 甘いの好き、酸っぱいの好き、色々あると思うので、調理中にちょこちょこ味見して適当に分量変更して欲しい。(^^;
- ゼストの扱い: 皮を削る際、白い部分まで削ってしまうと苦味が出るので、表面の緑色の部分だけを薄く削るようにすること。
- 保存: 冷蔵庫で約1〜2週間保存可能。
アレンジ(写真)
そして出来上がったライムカードは、酸っぱすぎず、でもちゃんと甘えさせてくれるやさしさで、パンにもヨーグルトにもスコーンにもパンケーキにもクレープにもばっちり。
朝がほんの少し楽しみになるだけで、人生って案外持ちこたえられるのかもしれない。
チーズケーキとも抜群の相性だし、タルトのフィーリングにもなるし、スポンジケーキと合わせたら、トライフルにもなるよ。
- 卵を少なくして緩めにして作ると、とろりとしたライムソースになる。
- 生クリームとライムカードを半々で混ぜて、容器に入れて冷凍→途中で何度か混ぜる → 空気が入ってなめらかにになると、セミフレッド(半冷凍デザート)っぽい幸せ食感になるよ。









合わせたトライフル

レアチーズケーキ

