心の旅

瞑想

星空のシャクティパット:無条件の恩寵を受け取るために

チェンマイの夜空に溢れ出す星々を前に立ち尽くすとき、私はある確信に辿り着きます。特別な儀式も高額な対価も必要としない、宇宙からの直接の「シャクティパット」。瞑想やマントラの伝統を尊重しつつ、日常の中に開かれている「無条件の恩寵」と、そこに至る脳の跳躍について綴った。
星空の思索

ブラフマ・ムフルタの風と、私のアスクレピオスの杖

天の川を求めて訪れた夜明けの貯水池。期待が「不発」に終わった闇の中で出会ったのは、医学の祖ケイローンと、私を導く「アスクレピオスの杖」。ブラフマ・ムフルタの静寂の中で、内なるオージャスが宇宙のソーマと共鳴した、深い瞑想の記録。
瞑想

光と影の交差する場所で 〜 音楽と瞑想が融け合う覚醒した静寂

朝の光と影の境界を見つめながら、癒やしの先にある覚醒した静寂について。アルヴォ・ペルトの音楽とトンレン瞑想、そして通訳という「パイプ」の感覚が交差する、能動的な調律の記録。
スピリチュアルな日常

聖なる響きの洗礼:サンスクリット語とインド英語の荒波で

アーユルヴェーダの神髄「マルマ療法」の通訳。インド人ドクターの独特な発音と膨大なサンスクリット語に、一度はお断りしようとしたほどの大役。現場で飛び出した大誤訳の場外ホームランに冷や汗をかきながらも、限界に挑む通訳者のリアルな葛藤を綴ります。
生と死

天使以外の呼び方が見つからない

夫が旅立つ2日前に生まれた初孫。会えないまま逝った夫はフルネームを何度も呼び、家中を歩き回って喜んだ。三ヶ月後に抱いた柔らかさとおっぱいの匂いで、やっと息ができた。命は引き継がれ、いま小5の彼もやっぱり天使。
痛みと光の間

解決ではなく生き直し〜喪失のあとに起きること

「時間が解決するよ」と言われるたび、みぞおちにむなしさが落ちる。喪失は問題ではなく、世界の形が変わる出来事。私がしてきたのは解決ではなく、生き直しだった。
成熟のレッスン

線を引くマインドを眺めてみる

気づくと私は、無意識に線を引いている。いい・悪い、近い・遠い。その線は、安心のためでもあり、同時に苦しさの始まりでもある。自分の反応を眺めながら、静かに考えてみた。
暮らしの風景

Homkhao homnaa — 見過ごされてきた時間に出会うカフェ

インスタ映えのカフェが増えるチェンマイで、ひっそりと静かな時間を守っているメーリムのカフェ。田園風景を眺めながら過ごす、穏やかな午後。
旅と思索

針仕事をする女性 ― モン族の村で考えた「美しさ」

モン族の村で出会った、針仕事をするひとりの女性。その顔に刻まれた深いしわは、老いではなく、厳しくも誠実に生きてきた時間そのもののように見えた。美しさとは何かを、静かに問い直す旅の記録。
旅と思索

モン族の魔除け ― 見えない世界と生きる

山のモン族の村で見つけた、風に揺れる小さな魔除け。それがただの飾りではなく、人々がずっと守り続けてきた祈りの形なのだと、私はこの旅で心で感じることができた。