心の旅

生と死

Part 1-1|余命宣告と、戦うことをやめた夜

末期癌で余命を宣告され、呼吸も眠りもままならなかった夜。戦うことをやめ、すべてを手放したとき、はじめて訪れた眠り。アニータ・ムアジャーニの言葉を手がかりに、生と死の境目を静かに辿る。
成熟のレッスン

水に映った月- 映画「禅 ZEN 」を観て

映画『禅 ZEN』で、水に映った月を斬ろうとする人の姿があった。月は濡れず、水も破れない。それでも私たちは、何かを掴んだつもりになったり、壊したつもりになったりする。道元の言葉と、一本の映画が、そんな幻想を照らす。
成熟のレッスン

「いま」を取り戻す練習 〜 二人の僧侶の話

禅の小話「二人の僧侶」。年配の僧侶は女性を助け、岸に降ろして先へ進む。けれど若い僧侶は、出来事ではなく判断を抱え続けてしまう。過去を抱き直さず「いま」に戻るための小さな練習。
生と死

グリーフを超えて生きなおすこと

2014年に相次いだ大切な人たちの死。深い喪失と混沌の中で体験したグリーフを通して、命の連続性と「生きなおす」ということの意味を見つめた2015年の記録。
痛みと光の間

ポジティブ思考と反原発

怒りは変化の原動力になる一方、支配されれば心身を摩耗させる。反原発を「戦い」だけにせず、代替エネルギーの未来へ意識を向けたい——桑の実ジャムのトーストと福島の記憶から始まった記録
瞑想

全ての存在は「音」から生まれる

すべての存在は「名と形」だけでなく、その奥に響く振動=音によって成り立っている。瞑想の中でその源へ触れるとき、私たちは外側の世界に左右されない、本来の意識の広がりへと還っていくのだと思います。
スピリチュアルな日常

明晰夢:空港に辿り着けない地獄絵図から、泡と大海へ

帰国便に間に合わない焦りの夢。赤い餓鬼に追われ、荷物も消えるカオスの果てに「これは夢だ」と悟る。物語は光る泡に縮み、闇で弾けて大海へ。瞑想漬けの刷り込み?笑えるほど深い気づき。目覚めてなお、波の感覚が残った。
瞑想

野の花が教えてくれたこと

野の花に見入ると、頭の中のおしゃべりが止まり、ただ「今」に戻ってくる。花は逆らわない在り方と、理由のいらない愛を黙って教えてくれる。
記憶の風景

香りの記憶、音の記憶 

友人が庭から摘んだピンクのバラの香りに包まれ、To a Wild Roseを口ずさむ。コロラドの野ばらと子供たちの小径がよみがえり、香りと旋律がチェンマイの今を照らす。形のない記憶が、心の深部で私をつなぎ直す。
スピリチュアルな日常

祈りは沈黙 〜 夢がくれた一言

明け方の夢で告げられた「祈りは沈黙」。不安と体調不良の時期、騒がしい祈りが雑音になっていた私に、まず静けさへ戻れと教えた一言。瞑想に戻った日。