音楽

民族音楽・ワールド

ア・ヴィレッタ ― コルシカ島の魂が響く男声ポリフォニー

コルシカ島の男声ポリフォニー、A Filetta の歌声に触れたとき、祈りそのものが声になったような圧倒的な感動を覚えた。歴史と魂が宿る響きについての小さな音楽旅行記。
クラシック・現代

ちょっと大人なクリスマスの音楽たち

にぎやかなクリスマスソングが苦手なわたしが選ぶ、少し大人のクリスマス音楽。静かに心に灯りをともすような曲たちの話。
音楽と思索

映画『メッセージ』× Max Richter:非線形な時間と生命の永遠性の思索

映画『メッセージ(Arrival)』が、非線形な時間と生命の永遠性への思索へと導く。マックス・リヒターの「On the Nature of Daylight」の静寂な響きが、ルクレティウスの思想を人間ドラマとして深く問いかける。
クラシック・現代

生は祝福 ― シベリウス~アンダンテ・フェスティーヴォがくれた静かな祈り

孤独や心の揺らぎの中で改めて感じる、「生は祝福」という感覚。シベリウス《アンダンテ・フェスティーヴォ》とともに思い出す、静かな祈りの時間。
ロック/プログレ

キング・クリムゾン『Islands』—島と海、分離とワンネス

地味と呼ばれがちな『Islands』は、私にとって深海の宝石だ。終曲「Islands」を島=自我、海=意識として聴くと、音が真理の体温を帯びはじめる。
クラシック・現代

音楽の原風景

幼稚園のバレエ発表会で出会ったサン=サーンス「白鳥」。人生初のシングルレコードを買ってもらった。YouTubeで古い映像を見返すたび、5歳の私は音楽に恋をしていたのだと思い出す。チャイコフスキー「アンダンテ・カンタービレ」は、子どもなのに「懐かしさ」で胸がきゅっとした、あの不思議。
瞑想

全ての存在は「音」から生まれる

すべての存在は「名と形」だけでなく、その奥に響く振動=音によって成り立っている。瞑想の中でその源へ触れるとき、私たちは外側の世界に左右されない、本来の意識の広がりへと還っていくのだと思います。
音楽と思索

ビョークが歌うタヴナーを聴く〜チェンマイの夜カエルの大合唱と心の祈り

チェンマイの田園地帯。カエルの大合唱が響く熱帯の夜に、ラジオから流れたのはビョークが歌うタヴナーの宗教曲だった。暗闇の底で出会った一筋の光――「心の祈り」が私に届けた、忘れられない瞑想の記録。
クラシック・現代

ドビュッシー前奏曲集第1巻10番「沈める寺」〜共鳴する和音の波にのまれて

ドビュッシー「沈める寺」に呑まれる。海底都市イースの伝説、鐘、祈り、和音の色彩。2002年に作成したフォトコラージュとともに。
ロック/プログレ

一生モノの愛聴盤〜Brian Eno『Another Green World』

15歳の私は、Eno『Another Green World』の1曲目「Sky Saw」に驚いて針を戻した。でも最後まで聴いた瞬間、世界が変わった。旅の記憶と重なる「The Big Ship」、FrippとPercy Jonesの手触りまで。