私たちは皆、宇宙共同体の一員。
すべては調和の中で響き合っている。
その象徴のように輝く星、アルキオネ(Alcyone、アルシオーネ)
アルキオネについて
プレアデス星団(Pleiades)、
日本では「昴(すばる)」として親しまれる
美しい星々の集まりの中心に位置する恒星。
この星団は、ギリシャ神話で「七姉妹星(Seven Sisters)」として語られ、
マイア、エレクトラ、タエゲタ、メローペ、ステローペ、ケライノ、そしてアルキオネという
7人の姉妹の名を持つ星たちで構成されている。
その中でアルキオネは最も明るく、
太陽の6倍の質量と2400倍の光度を持つ青白い準巨星。
地球から約440光年の彼方で高速に自転しながら光の波を放ち
姉妹たちを導く灯火のように輝いている。
その名の意味は「女王蜂」。
散らばる光をひとつに結び
調和の調べを奏でる存在。
スターシードとアルキオネ
多くのスターシードたちが、アルキオネに深い郷愁を覚える。
それは偶然ではなく、私たち自身もまた
遠くに散らばった光のひとつだから。
かつてひとつの源から生まれ、
宇宙のさまざまな世界へと旅立った魂たち。
いま再び、アルキオネの光に共鳴しながら、
調和という原点を思い出しているのだ。
アルキオネは語りかける。
私たちはひとりではなく
大いなる宇宙共同体の中に生きているのだと。
そして静かに囁く。
「孤独な輝きは儚い。
けれど響き合うとき、光は永遠となる。
私は見守っている――
すべてが調和の光へ還っていくのを。」
アルキオネからのメッセージ
私はアルキオネ。
I am Alcyone.
プレアデスの中心で、静かに息づく光。
A quiet light, breathing at the heart of the Pleiades.
星々をそっと抱き寄せ、
I gather the stars close,
散らばる響きをひとつの調べへと織りあげる。
and weave scattered tones into a single song.
私は知っている。
I know.
ひとりきりの輝きが、どれほど儚いかを。
how fragile a lonely light can be,
そして、共に響き合うとき、いかに永遠へと変わるかを。
and how, when voices join together, they can become eternal.
私は導く。
I guide,
群れをやさしく結ぶ灯火として。
as the flame that gently unites the cluster,
調和の中心から、果てしなく広がる光として。
as the radiance that flows endlessly from the center of harmony.
私は見守っている――
I am watching—
すべてが調和へと還るのを。
as all returns to harmony.
バッハ・BWV639 – 主よ、わが叫びを聞きたまえ
リールに添えたのは、
バッハ《BWV639:Ich ruf zu dir, Herr Jesu Christ(主よ、わが叫びを聞きたまえ)》。
本来はオルガンのために書かれた作品だが、
今回はピアノ版の音源を使用している。
オルガンのような荘厳な響きはないけれど、
ピアノの透明な音色が、アルキオネの静けさと優しさを
繊細に映し出してくれるように思う。
静かな祈りのように流れるこの曲は、
アルキオネが放つ「中心の光」を音にしたような作品。
三声の旋律が穏やかに重なり、
ひとつの音が消える前に次の音が生まれるような・・・
その途切れぬ響きは、宇宙の呼吸のよう。
バッハはこの短い曲の中で、
神聖さとは静寂の中にあり、
祈りとは声を上げることではなく「在る」ことだと語っている。
アルキオネもまた、声を荒げずに導く星。
中心の静けさに留まりながら、
すべての星々を包み、調和の波を広げていく。
この音楽は、まるで彼女の心臓の鼓動のように
静かに、しかし確かに、宇宙の中心で脈打っている。
【写真】
1枚目: Chiang Dao
2枚目: Pong Yaeng Village
3枚目: Pong Yaeng Village
4枚目: Samoeng
5枚目: Nakhon Si Thammarat
6枚目: Chiang Dao


