夜空と内なる宇宙

星空の思索

スピカと、記憶のほうからやってくる時間

那須の夏の西の空に、乙女座のスピカが静かに浮かんでいた夜。家族の何気ない時間と、ヤコブ・ミュールラッドの音楽が、記憶のほうからふいに近づいてくる。
星空の思索

レモン彗星 〜 話題にならない小さな旅人と、生命の記憶

夕暮れの空に、かすかなレモン彗星を捉えた。話題にならない小さな彗星たちは、地球の周囲を絶えず通り過ぎているという。淡い光が、生命のはじまりを静かに問いかける。
星からのメッセージ

魂が還る場所 – アルキオネとBWV639

プレアデスの中心で静かに息づく星、アルキオネ。その光の静けさと優しさを映すように、バッハのBWV639がそっと寄り添い、調和へと還っていく感覚を思い出させてくれる。
星空の思索

冠の端を横切った光 ― 10秒という時間の層

南の空に沈みゆく南のかんむり座。その端を、10秒の露光のあいだに一筋の流れ星が横切った。偶然と意図、天と地が重なった、短くも濃密な夜の記録。
星空の思索

マイクロ・シフト 〜 小さな喜びに意識を向ける

胸が苦しくなる夜、星を見上げる。小さな「きれい」に意識を向けるだけで、呼吸が戻り、世界が少しやわらぐ。それが私のマイクロ・シフト。
星空の思索

雨季のチェンマイ、天の川の最深部へ

雨季の晴れ間、ひとり山へ。アンタレスと天の川の最深部を仰ぎながら、再生を思う夜。そして現実は、蚊との戦い(笑)。
星空の思索

境界のない世界の下 — A Borderless Sky

友だちを追い出す勢いでサムーンの山へ。雲の下で稲妻が走り、アンタレスと天の川が満ち、流れ星が三度、闇に合図を書く。Jóhannssonの音に寄り添い、境界のない世界を体で思い出した、深い静寂の夜だった。
星からのメッセージ

アルタイルからのメッセージ〜光の糸で結ばれるもの

天の川を隔てて向かい合うアルタイルとベガ。距離や時を越えて、見えないところで結ばれている光の糸があることを、この星は静かに思い出させてくれる。
星からのメッセージ

アンタレス—影の奥から立ち上がる光

アンタレスは、私たちが恐れや痛みと向き合うとき、その奥に静かに眠る再生の力と光を思い出させてくれる星だと思います。闇のいちばん深いところから立ち上がる光は、いつも自分の内側から静かに灯りはじめるのだと、私はこの星に教えられています。
星からのメッセージ

アルクトゥルス――「共鳴」の時代へ

春の夜空でひときわ明るいアルクトゥルス。早朝に目が覚め、静かに座っていた私へ届いたのは、記憶をたどる旅を越えて「共鳴」の時代へ進むという声。星が見えない雨の日も胸の灯を思い出して。私たちはそこにいる。